プログラムの一覧
放課後等デイ・サービス「トム・ソーヤ」の最大の特徴は「豊富なプログラム」の提供です。子供の「好き」「やりたい事」「得意な事」の実現を軸に、豊富なコンテンツの中から児童と相談の上でカリキュラムを決定します。
「トム・ソーヤ」で提供されるプログラムは当人のwant to(やりたいこと)になるよう計画します。
夢ワーク
コーチング
スキルアップ
ゲーム
お子様のやる気を引き出す
「トム・ソーヤ」ではお子様が人生の上でのクオリティ・オブ・ライフを実現することを最大の目標としています。お子様の歩む道が全てwant to(自ら望むこと)で満ちるようサポート致します。
夢ワークではマインド・マップ(紙に大きな夢を広げ描く)に最大限の夢を膨らませます。その後、コーチング理論に基づき、自己実現へのワークを行います(一人一冊の夢ノートに書き込んでいきます)。利用日には自分の夢ノートを眺め、ビジュアライゼーション
(夢を実現している自分を視覚化)や口に出して読んだりし、モチベーションを高めていきます。また、実際に夢を実現する為のワークもお子様と相談の上行なっていきます。(例:ユーチューブ動画制作、カフェ経営ワーク、アテレコ体験等多数)
これらのお子様一人一人の独自カリキュラムをお子様と相談の上で提供したいと考えます。お子様のコミットメント(約束)が有る無しで、同じ時間でもより効率的にお子様の成長を促せるというメリットがあります。
400種類以上のスキルアップゲーム
学習や生活全般においてお子様の認知や感覚運動機能を高める事は適応行動を促す上での基礎となり極めて重要です。
AI、ロボティクスが人の仕事を代替する現代においては、より個々人の代替出来ない力が求められています。これまでの認知機能に加えて非認知能力(やり遂げる力、問題解決力)、クリエイティヴィティ等が必要です。
これらを身に着けるために、訓練や通常の勉強という方法ではお子様の力を引き出すには十分ではありません。
作業療法等のエビデンス(科学的根拠)によれば児童が楽しんでエクササイズに参加してこそ、最大の能力の引き上げが可能とされています。つまり”イヤイヤ”では効果は限定的なのです。
問題の多いデジタルゲームではなく、アナログゲームに目をつけました。ヨーロッパを中心に作られたカードゲームやボードゲームは認知から非認知まで広範な能力を引き上げることに成功しています。イスラエルでは学校の教科にボードゲームが取り入れられています。イェール大学の研究でもゲームを取り入れたクラスと、そうでないクラスでは問題解決能力がゲームを取り入れたクラスの方が高いことが分かっています。
これらを踏まえることにより児童はゲーム楽しみながら各種の能力を高めていきます。
感覚統合療法
ソーシャル
スキル
トレーニング
基礎感覚から順番にそろえる
学習・集中力・自尊心・自己制御・自信
高度な運動機能
抽象・論理的思考
話し言葉
言語機能
目と手を共同して使う
ボディイメージ
運動コントロール
注意力
眼球コントロール
姿勢
筋力
情緒の安定
聴覚
前庭覚
固有受容覚
触覚
視覚
<感覚統合ピラミッド>
人は生まれた時から感覚運動ピラミッドに従って順々に発達します。
例えば触覚によって赤ちゃんはお母さんの温もりを感じ情緒の安定を築き、他者との良好の関係を築く基礎となります。
しかし、何らかの障害から触覚過敏(触覚防衛反応)が見られる場合、常に他者との間に感覚的な防衛線(危害を及ぼしそうな人から身を遠ざける為に働く触覚防衛反応)を引いている為、他者との関係が築きにくくなります。
つまりこういったコミュニケーション不全が見られた場合、目の前にある問題を改善しようとして、コミニケーションの取り方を指導しても触覚という根本原因の改善がなければ限定的な効果しか得られません。
問題が明らかになれば触覚過敏を改善するために触覚の識別機能(良い刺激と悪い刺激を識別する力)を改善するプログラムをまず採用します。しかもトム・ソーヤには一つの項目につき複数のプログラムがあり、子供の個別性(好み、認知発達レベル)に合わせて選択できます。
感覚統合療法は今現在起きている問題の対処療法ではなく、根本に立ち返っての対処をおこないます。
楽しく社会性を身につける
トム・ソーヤでは児童の学校生活や家庭生活、社会生活等での障害(コミニケーション不全、心の理論の阻害等)の改善や更なる能力開発に力を入れています。段階に分けてそれぞれのレベルに応じた支援を行います。
レベル1 感情をむき出しにする
赤ちゃんが何かを欲しがる時に泣いたりするようにごく初期のコミニケーション手法です。このレベルでは今感じている感情を言葉にする(「わたしメッセージ」)促しや、ゲームを通して言語表現を身につけていきます。
レベル2 一方的に見せびらかし、お喋りする
このレベルでは他者の存在は認識していますが、他者が聞いていようがいまいがおかまいなしに自分の話だけをします。この段階では「聞く」ことが出来ていないので、「心の道具エクササイズ」(物語を話す番、聞く番に分かれて相互に行う。この時話す方は口の絵を持ち、聞く方は耳の絵を持って自分の役割を忘れないようにします)やストーリーキューブ等のスキルアップゲームを用いて他者への意識を高めます。
レベル3 対話によってやり取りする
ここでは相手がどのような話をしたいか、どんな受け取りをするだろうかと想像して対話する方法を学びます。相手への想像力が働かないやり取りはレベル2になってしまい、すれ違いや人間関係がこじれる原因にもなります。聞き手の心に配慮する(心の理論)ことをまず学び、その状態を踏まえた上で自分が伝えたいメッセージを誤解のないように相手へ伝える方法を学びます。アサーションやコミニケーションゲーム、ヒットマンガやベスフレンドS等のスキルアップゲームを活用します。
レベル4 ストーリーを繋げて語る(コラボレーション)
”ごっこ遊び”をする子供はお互いに共有するイメージ世界のルールの中で、お互いの役割を演じています。またその世界に何が必要なのかということもコラボレーションしながら創造しています。
このレベルのコミニケーションですと、他者とイメージの共有ができて、そこから生産的なものを生み出す事ができています。この生産的なコミニケーションをコラボレーションと呼びます。
他者とのコラボレーションができると上記のごっこ遊びのような創造が生まれ、それが社会や企業のレベルでいう「イノベーション」が可能になります。このレベルのコミニケーションが達成できれば「イノベーション」を起こす素地が身についたことになります。
レベル4のコミニケーションを身につけるには四つのルール(公準)が必要です。量の公準(会話の際の適切な情報量)、質の公準(人が聞く必要のある真実を言うこと)、関連性の公準(今話しているトピックに関連性があることを話す)、作法の公準(簡潔明瞭に語る)です。
これらを身につけるにはスキルアップゲーム(コードネーム、法廷気分、間取りVR等)、アサーション、ロールプレイング、夢ワークの中でのコラボレーションが適しています。