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執筆者の写真トム・ソーヤ

自粛中のお子様への言葉について


 自粛中、お子様や保護者様のストレスは大変なものかと思います。お子様に対してどういった言葉を、使えばいいかわからない、伝わらない、気持ちばかりが塞ぎ込む。こういった状況が少なからずあられるかと思います。こういった状況に対してトム・ソーヤでの対応を元にお子様への言葉の提案をさせていただきました。 「(あなた)勉強しなさい」「(あなた)静かにしなさい」「(あなた)〜しなさい」とついお子様にかけてしまいがちな言葉。しかし多くの場合はお子様と対立したり、関係を悪くすることもあるかと思います。「あなた」が主語のあなたメッセージでは指示・命令の意図があり、「なんで従う必要がある」という反論を生み、「そんなこと自分で考えられる」と子供の自尊心を損なっている場合がありそれが対立の原因となります。親の権力を背景にしたこのような「あなたメッセージ」ではなく「私メッセージ」伝えることで、お子様自身が自分の行動を見直すことができれば問題の本質的解決が導けると思われます。


 「わたしメッセージ」は主語が私の言葉です。「(わたし)悲しいなぁ」「(わたし)困っちゃう」等で私の今の気持ちを率直に伝えることです。例えばお子様が遊びに誘う、疲れてその気は無い場合には「疲れてるんだよ」と言います。そうするとお子様は親が「疲れてる」というメッセージをもらい我慢するとか、それでも「遊んでよ」という行動になります。我慢を選択した場合はお子様自らが行動変容を起こしたことになります。それでも遊ぼうの場合、親の深刻さが十分に伝わっていない可能性があります。表の右へ進んで強い表現を繰り返し用います。「本当に疲れてるんだよ」「疲れて疲れてどうしようもないんだよ」となります。


 こういったように「私メッセージ」を用いることで親も我慢する必要はないし、お子様も自主的に物事を考える機会が与えられます。このブログにすぐに使える私メッセージ一覧を載せました。ご利用くださいませ。


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