現在トム・ソーヤの支援メニューの中でホットなものの一つであるのはTRPGです。テーブルの上で架空の世界を舞台にみんなで協力して様々な冒険を潜り抜け課題解決に向かうものです。
TRPGが支援に使われている事を研修で知り、しばらく前よりイベントや日々支援の中で実施していましたが今ではより深化して児童が考えるオリジナルTRPGも実施するまでになりました。
通常のアナログゲームでは既に世界やルールはそこにありどちらかというとその枠組みの中で最適解を探していく傾向があるのですが、TRPGの場合は物語を作るのはプレイヤーに委ねられています。児童の想像力と協力によって大きな物事を自分達で動かしているいう実感がある所が他のゲームとは違う所だと思えます。
trpgを通して児童が大きく変わっていくのが感じられます。まずコラボレーションの質が変化しています。これまで各々の目標に各々が別個に動いていたものが役割分担をして味方を回復させ共通の目標を追うようになりました。
また自作のシナリオを披露するための計画・遂行、そしてプレイヤーの予測不能な事態に応える流動的な知性が磨かれているのを感じます。
現在進行形で深化しているTRPGがどのようになっていくのかまたご報告したいと思います。
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